iPhone風のタッチスクロールに - chromeTouch

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タイトルに"iPhone"風と書きましたがそれは配布ページの説明にそう書いてあるからで、意味としてはスマートフォンの標準仕様ともなっているタッチパネル風のスクロールということです。

例えばTwitterのフィードをスマートフォンで閲覧していてスクロールさせるときは指で上下に画面を動かします。早くスクロールさせたいときはピッっとはじくようにすると画面のスクロールは加速して動き、最後はブレーキがかかるようにして止まります。
このムーブをＰＣでも行ってしまおうというわけです。

といってもディスプレイをタッチパネルにするわけではなく、左クリックでクリック＆ドラッグすることで"画面をつかんで動かす"という動作になります。

まず設定をします

このとき重要なのは、

タッチモードをオートにすることとドラッグの向きをリバースにすることです。

タッチモードをオートにしないとテキストをクリックでなぞってコピーができなくなります。

またドラッグの向きをリバースにしないで通常のままだと画面を下にドラッグすると画面は下に、つまり表示されるのが上へ上へと変わるわけで求めている動作と逆になってしまいます（このあたり表現が難しいのですが実際にやるとわかります）

設定が終わると下のようなアイコンが表示されます。

またタッチモードの切り替えは任意のホットキーで可能です

では実際に画面をドラッグしてスクロールさせてみます

↓

赤色矢印がクリック-ドラッグの方向。青色矢印は画面のスクロールの方向。

ドラッグの方向とスクロールの方向が逆になっています。

これが上記の「ドラッグの向き＝リバースに」の理由です。

もしこれが青と赤の動きが同じ方向だと求める動きでとは反対になってしまうというのが分かるでしょうか。

動画で説明できないのが残念なのですがとてもセンシティブに反応してくれます。

またドラッグをリリースするときの速さで画面が加速してぐーんとスクロールし、そしてブレーキがかかったようにして止まります（設定でカスタマイズします）。

スマートフォンのタッチパネルのスクロールは非常に快適です。

ＰＣのマウスホイールやスクロールバーのカクカクした動きが滑稽に思えるほどです。

このエクステンションは左クリックによるドラッグでタッチパネル風スクロールを実現します。

またマウスホイールで同様の動作をさせたいときには以前紹介したChromium Wheel Smooth Scrollerが最適だと思います（記事）。

クリック用にこのエクステンション。マウスホイール用にChromium Wheel Smooth Scroller。

この二つを両方ともインストールしておくことで常にタッチパネル風のスムースストロークにできてしまいます。推奨です！